About SOLA

SOLAとは?

 SOLAは、今年で5年目となる「学びのオリンピック」。中高生が運営を行い、全国、全世界から中高生が集まる、未来を創る世代として学びを深める場所です。

 今回のテーマは
世界に羽ばたくアクション〜リベラルアーツの発信〜」
過去の「SDGs」というテーマを飛び越え、リベラルアーツの精神とともに世界を繋げ、次世代を紡いでいくことを目指します。

 分野の枠を超えた様々な視点を持つ。自ら問いを立て、考え、行動する。一人ひとりの学びを共有し、異なる視点を持つ仲間と協働することで、新たな価値を生み出す。SOLAは、このようなアクションを通じ、未来を形作るために様々な議論、競技、ワークショップを通して互いに学び合う場です。

 イベント立ち上げから当日までの運営を中高生が行うSOLAの企画は、どれも中高生自身が立ち上げた個性的なものばかり。「10代目線」が色濃く反映された、若者世代のためのイベントです。是非、自分の「参加したい!」という企画を見つけて応募してみてください!

 

リベラルアーツについて

 一般にリベラルアーツとは、「自由に生きるための教養」とされます。
 ここでの「自由」とは、単に制限から解放されることではなく、自ら考え、選び、行動する主体として生きる力を指します。そのためには、正解のない問いと向き合い、価値を創り出していく姿勢が求められます。

 SOLA 2025が目指すリベラルアーツは、こうした自由の実現を土台にしています。そしてそれを体現するために必要だと考えるのが、以下の三つの力です。

  • 課題発見能力:与えられた問いに答えるのではなく、自ら問いを立てる力
  • 協働力:多様な他者と対話し、価値を共創する力
  • 行動力:思考だけにとどまらず、社会に働きかける力

 この三つの力を育むために、SOLAは次のような「場」を提供します:

  • 教科を超えた学びの場:分野横断的な視点で学ぶことで、複雑な課題を多面的に捉える
  • 主体性を発揮する場:自らの関心や経験から問いを立て、学びを自走させる
  • 共有と連携の場:他者と知見や価値を分かち合いながら、学びを深め合う

 SOLAは、「中高生が自らの手で運営する」「多様な興味・関心が交差する」「国際的かつ越境的な対話が行われる」といった特異な構造を持つからこそ、既存の枠組みにとらわれないリベラルアーツを実現できると考えます。